作品詳細情報

ゴダール公私の盟友にして情熱を捧げた女優、アンナ・カリーナ。

女と男のいる舗道

ドラマ
邦題
女と男のいる舗道
監督
ジャン=リュック・ゴダール
CAST
アンナ・カリーナ/サディ・レボ
時間
80分
製作国
フランス
女と男のいる舗道

淡き面影を織りなす12の素顔に散りばめし、ゴダールの愛。   

STORY

ポールと別れ、女優を夢見て自立するナナ。しかし現実は厳しく、勤めるレコード店の安い給料では部屋代さえ払えなくなり、路上で声をかけられた男から金を受け取りベッドを共にする。更には旧友イベットを介して知ったヒモのラウールに誘われ、遂にビジネス化された娼婦として働くことになる。次第に、したたかに稼ぎを覚えて行くナナ。だが、ふとしたことから見知った青年に惹かれ、身を売ることに抵抗を覚え始める。業を煮やしたラウールは他の男に彼女を売り飛ばそうとするが、話はこじれて・・・。
 生きる為に娼婦となりやがて哀しい運命をたどる一人の女性の生き様を、簡潔なタイトルで始まる12景で構成した一編。それゆえ筋立てはゴダール作品の中でも極めて分かり易いが、劇場で「裁かるるジャンヌ」を観劇するナナと銀幕のジャンヌの鮮烈な対比モンタージュや、食堂で人生の理を語る“哲学者”のシーンなど、唐突とさえ云える斬新な驚きに満ち満ちてもいる。ナナの儚さを哀しく彩るミシェル・ルグランの美しい旋律も印象深い。

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